2013年1月20日、中国残留孤児原告団の第十一回総会及び、当団体の2013年度新年会が台東区区民館の東京都立産業貿易センターにて開催されました。
中国残留孤児原告団の第十一回総会は、当日の午前10時より開始し、総会の冒頭で、昨年における残留孤児の老後における生活支援政策についての活動報告が行われました。この報告を踏まえて、今後においても老人の生活における厳しさは続くことと予想され、その改善策についての検討が行われました。
12:30からは、中国残留孤児原告団の皆様と「中国帰国者・日中友好の会」の2013年度総合新年会が、同場所に於いて開催されました。
出席者は、残留孤児原告団と当団体「中国帰国者・日中友好の会」の会員、各界の来賓を中心におよそ250人程集まり、迎春の宴が盛大に行われました。
会場には、中華・日本食問わず様々なごちそうが振る舞われ、残留孤児による自作の舞踊と歌が披露され、参加者の皆様の笑顔が絶えないひと時となりました。
尚、臨席してい戴きました主な来賓の方々は次のとおりです。
・中国大使館一等秘書 孟素萍氏
・公明党国会対策委員会長・衆議院議員漆原良夫の代理人
・緑之党党首 對馬テツ子先生
・大田区議員 野呂恵子先生
・足立区議員 長谷川たなこ先生
・日中友好協会 大田宣也副理事長
・東京連合会 岩佐一副会長
・弁護団 鈴木経夫団長
・弁護士 河合弘之先生
・朝日新聞記者 大久保真紀さん
・中国帰国者センター 柿原洋二所長
・(公財)中国残留孤児援護基金 理事 小林悦夫様
程大使夫人(中国大使館一等秘書の孟素萍氏が代弁)からは、次のようなメッセージが残留孤児達に贈られました。
「中国残留孤児の皆様とその家族が、日本において新しい生活する支援の権利を獲得するために、様々な施策を検討され、その残留孤児達のために、多くの日中両国の人的交流が多く行われ、貢献されていくことを望んでいます。」
また、公民党国会対策委員長漆原良夫氏からは、代弁者を通して次のような手紙が読み上げられました。
「公民党は、ずっと以前から日中両国の良好関係構築に協力しており、何度か、訪問団を結成し、中国との交流を行っています。今年も訪問団を結成する予定で、2月に中国を訪問する計画があります。日中両国の政府間で緊張が続いている状況で、民間の促進と交流がより一層重要になることでしょう。公民党は今後もこの交流に更に尽力する次第です。」
会場は終始、出席者の歓声で包まれ、盛会のうちに終了しました。
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