当団体の中国残留孤児が、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市へ訪れ、被害者たちに水餃子の炊き出しをしました。
炊き出しをしたのは、当団体のメンバー14人で、うち、孤児たちは10人。
当団体は、「祖国・日本に少しでも恩返しがしたい。」という中国残留孤児たちの思いを胸に、津波の被害が伝えられた直後から、何かできないかと模索し、義援金を300万円以上集めました。その上で、実際に暖かい食べ物を届けたいという計画も練り、35人が3日かかりで餃子を手作りし、運輸会社の協力も得て、体力に自身のあるメンバーが現地での「実働部隊」となり、餃子を振る舞いました。
餃子は、陸前高田市災害対策本部と、陸前高田地区や避難所で不自由な暮らしを余儀なくされている人々に振舞われました。
また、メンバーは壊滅状態の市街地に入り、白と黄色の菊の花40本を手向け、被災地に黙祷をささげました。
当団体としては、被災地の方々には、心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げています。
餃子を振舞う当団体メンバー(陸前高田市避難所前)
陸前高田市避難所前にて 被災地にて黙祷をささげる当団体
◆今回の被災地訪問活動について、朝日新聞に掲載されました。
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