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2011年10月8日 千葉銚子旅行開催
 

2011年10月7日、8日の二日間、秋が深まる中、千葉の銚子・犬吠崎への中国帰国者団体旅行(一泊二日旅行)が開催されました。

参加者たちは、7日の早朝、台東区の「中国残留孤児の家」の前で集合し、弁護士の先生も含めた157人の参加となりました。
今回の旅行は、「日本、頑張ろう!」という主旨に基づかれて実施され、観光復旧に団体として協力していくとの願いも込められており、日本大地震以来、帰国者の仲間たちには久しぶりの笑顔が訪れました。また、残留孤児と弁護士先生、及び民間団体との間の交流が深まった旅行となりました。

   

 

2011年7月18日 「2011非核・平和をうたうつどい」が開催されました。
 

7月18日に「非核・平和をうたうつどい」が日比谷公会堂で開催され、当団体の中国残留孤児たちが参加しました。残留孤児たちは「ぞうれっしゃがやってきた」の合唱団の一員として舞台に立ちました。また、池田理事長他5名の当団体の代表が被爆者・東京大空襲犠牲者・沖縄戦犠牲者の各代表と共に、舞台から自分たちの体験を通して同じ戦争犠牲者を二度と出してはならないと訴えました。
会場には多くの人が集まり、また、会場の様子がインターネットライブ中継され、ライブ中継を見た方から残留孤児の話に大変感動したとの意見が多く寄せられました。

会場に来られなかった方は是非ライブ中継をご覧下さい。

            「JCJCAST」ライブ中継をご覧になるにはこちら>> 

 

 非核・平和をうたうつどい  非核・平和をうたうつどい


2011年4月10日 「原発放射能について」緊急勉強会
 

原発放射線勉強会 3月11日の東日本大震災による福島原子力発電所の事故について、原発放射能の正しい知識を得るため、立川相互病院医師・向山先生をお招きし、「原発放射能について」緊急勉強会が開かれました。

 最初に、福島原子力発電所事故が起きた経緯と現在の事故状況についての説明があり、次に放射能の基礎知識・人体への影響・飲食物への影響・放射線による病気などについての講義がありました。

 講義中、スクリーンで中国語版の説明資料も紹介され、参加した孤児たちは熱心にメモをとるなどして講義に聞き入っていました。

             「福島原発放射能について」説明資料(中国語版)      

2011年4月7日 当団体の残留孤児たち、岩手県陸前高田市へ
   当団体の中国残留孤児が、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市へ訪れ、被害者たちに水餃子の炊き出しをしました。

 炊き出しをしたのは、当団体のメンバー14人で、うち、孤児たちは10人。

 当団体は、「祖国・日本に少しでも恩返しがしたい。」という中国残留孤児たちの思いを胸に、津波の被害が伝えられた直後から、何かできないかと模索し、義援金を300万円以上集めました。その上で、実際に暖かい食べ物を届けたいという計画も練り、35人が3日かかりで餃子を手作りし、運輸会社の協力も得て、体力に自身のあるメンバーが現地での「実働部隊」となり、餃子を振る舞いました。

 餃子は、陸前高田市災害対策本部と、陸前高田地区や避難所で不自由な暮らしを余儀なくされている人々に振舞われました。

 また、メンバーは壊滅状態の市街地に入り、白と黄色の菊の花40本を手向け、被災地に黙祷をささげました。

 当団体としては、被災地の方々には、心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げています。

 餃子を振舞う当団体メンバー  餃子を振舞う当団体メンバー

         餃子を振舞う当団体メンバー(陸前高田市避難所前)

 陸前高田市訪問メンバー  黙祷をささげる当団体メンバー

    陸前高田市避難所前にて       被災地にて黙祷をささげる当団体

 

     ◆今回の被災地訪問活動について、朝日新聞に掲載されました。

                          掲載記事はこちら>>

     ◆ご協力いただきました皆様へ>>

2011年1月 2011年新年会
 

 当団体が、2011年1月23日(日)11時から、東京都立産業貿易センターの台東区民会館9階で開催されました。
 第一部は残留孤児原告団の事務局長清水さんが司会を務め、残留孤児三世の綱島さんが通訳をして新年会の幕が上がりました。当日中国大使館を始め大勢の来賓が参加し、約300名の参加者で会場一杯埋まりました。
 乾杯音頭で昼食が始まり、孤児たちによる、手作りの餃子や中国家庭料理が沢山並べられ、大変華やかでした。
 第二部は残留孤児原告団、NPO法人日中友好の会の教室による、太極剣、日本舞踊、社交ダンス、中国の歌等を披露し、日ごろの練習の成果を発表する場となり、会場は大盛況となりました。
 最後に全員一緒に踊り新年会の幕を閉じました。

 中国の歌  日本の歌

       中国の歌                 日本の歌